詳しくないけど歌舞伎が好き!
お義母さんに5~6回連れて行ってもらった程度で、音声ガイドなしでは観れない歌舞伎。でも、ストーリーや形式のおもしろさ(悪役は赤い顔をしていたり)から、私にとって特別なエンターテイメントになった歌舞伎。しばらく離れていた吉田修一作品ですが、黒衣として3年取材した作品なんて、読まずにはいられない!世間的には映画のロングランも終わり、とっくに文庫化されたころ、本屋に駆け込んで一気に読みました。
歌舞伎の演目とストーリーが絡む展開
暗いエピソードやこんな下りいるの?って部分もありましたが、解説まで読むと歌舞伎の演目に絡んで、なんておもしろい小説なんだろうって改めて思いました。特に「阿古屋」は南座で観た玉三郎を思い出して、すごく感慨深いです。当時は琴・三味線・胡弓を弾きこなす、難しい演目ということしかわかっていなかったのですが、今はいない人を語る内容と「国宝」という作品にぴったりの演目なんですよね。この年齢になって、この小説を読んでから、また「阿古屋」を観てみたいなって思いました。芸を極めて孤高の人になる、というあらすじ自体はシンプルですが、人も時代も変わっていくのが描かれていて、その時だけの輝きがある舞台に重なります。
人も時代も似合うジュエリーも変わる

30代の手元。今、残っているのは、サイズ直しをしたアガットのリングだけです。20~30代は華奢なゴールドのアクセサリーばかり身に付けていましたが、40代はボリュームのある地金を求めるようになり、遂には指が太くなって11号のクラッシュも、外すのに時間がかかるようになりました。一生もの選びって、自分も変わっていくから、より一層難しいですよね。私がジュエリーを買うようになったのは、40代後半になってからなので、スタイルも定まり、年齢を重ねた自分を想像できるタイミングだったので、ジュエリーを買うにはちょうどいい時期だった気がします。下が今の手元です。

映画も楽しめる作品
小説は小説、映画は映画だと思いますが、よくまとまっていて美しい映画だと思います。喜久雄と俊ぼんの友情にフォーカスした、小説より爽やかな内容です。ラストが「阿古屋」でないところだけ、ちょっと物足りませんが、Youtubeで何回も「Luminance」を再生してしまいます。
「国宝 (上) 青春篇」▼
国宝 (下) 花道篇 (朝日文庫)▼
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